台風や大雨の予報が出ると、窓やベランダ、飛ばされやすい物の対策をする方は多いと思います。
一方で、意外と見落とされやすいのが家の排水まわりです。
普段は問題なく流れていても、もともと排水管の流れが悪くなっていると、大雨のタイミングで
- ゴボゴボ音がする
- 水が引きにくくなる
- 排水口から水が上がってくる
- 悪臭が強くなる
といった症状が出ることがあります。
特に、すでに「少し流れが遅い」「最近ゴボゴボ音がする」と感じている場合は、大雨の前に一度確認しておくのがおすすめです。
今回は、台風や大雨の前に自分で確認できる排水口・排水管のポイントと、逆流やつまりを防ぐためにできることを解説します。
この記事でわかること
- 大雨の前は、排水口の流れ・臭い・ゴボゴボ音などの変化を確認しておくと安心です。
- 屋内の排水口だけでなく、屋外の排水ます周辺も確認できる範囲でチェックします。
- すでに流れが悪い状態では、大雨時に逆流や排水不良が起こりやすくなることがあります。
- 排水口から水が上がってきたら、さらに大量の水を流すのは避けましょう。
- 掃除しても改善しない、複数箇所で異常がある場合は、排水管側の確認が必要です。
大雨の前にまず確認したいのは「普段との違い」
排水トラブルは、いきなり完全につまるとは限りません。
その前に、
- 以前より水が引くのが遅い
- 排水時にゴボゴボ鳴る
- 排水口から嫌な臭いがする
- 水を流すと一度たまってから引く
といった変化が出ることがあります。
普段からこうした症状がある場合は、大雨が降る前に排水状態を確認しておくことが大切です。
道路でいうと、もともと渋滞しているところへ、さらに車が一気に増えるようなものです。
排水管の流れに余裕がない状態では、負荷がかかったときに症状が出やすくなります。
キッチン・洗面・浴室の排水口を掃除
まず自分で確認しやすいのが、室内の排水口です。
チェックしたいのは、
- キッチンのゴミ受け
- 洗面台のヘアキャッチャー
- 浴室の髪の毛
- 洗濯機の排水口周辺
です。
ここにゴミや汚れがたまっていると、排水の流れが悪くなります。
特にキッチンでは、油脂や食材カスが少しずつ排水管に付着していることがあります。
目に見える汚れは、大雨の前に一度取り除いておくと安心です。
屋外の排水ます周辺も確認できる範囲で
戸建住宅などでは、屋外に排水ますが設置されていることがあります。
周辺に、
- 落ち葉
- 泥
- ゴミ
などがたまっていないか確認してみてください。
ただし、排水ますを無理に開けたり、内部へ手を入れたりする必要はありません。
日常的には、周囲のゴミを取り除き、異常な水たまりやあふれがないかを見る程度で十分です。
大雨のときに屋外の排水まわりがすでに水でいっぱいになっている場合は、無理に作業しないでください。
ゴボゴボ音がしている場合は要注意
排水口から「ゴボゴボ」という音がする場合、水や空気の流れがスムーズでないことがあります。
もちろん、音がしたから必ずつまっているとは限りません。
ただし、
- ゴボゴボ音
- 流れの遅さ
- 悪臭
が同時に出ている場合は注意が必要です。
さらに、キッチンを流したときに洗面所から音がするなど、別の排水口でも症状が出る場合は、排水管の奥で流れが悪くなっている可能性があります。
こうした状態で大雨になると、排水トラブルが表面化することがあります。
大雨で排水口から水が上がってきたら
もし排水口から水が上がってきた場合は、まず追加で大量の水を流さないことが重要です。
たとえば、
- 浴槽の水を一気に抜く
- 洗濯機を排水運転する
- キッチンで大量の水を流す
といったことは避けます。
すでに排水が追いついていない状態でさらに水を流すと、室内へあふれる可能性があります。
逆流しているということは、水の逃げ道が足りていない状態と考えてください。
市販の洗浄剤を大量に入れるのは避ける
大雨前に流れが悪いと、
「排水管洗浄剤を大量に入れておけば安心」
と思うかもしれません。
ただ、原因が
- 固形物
- 大量の汚れ
- 排水管の奥のつまり
- 屋外側の問題
の場合、洗浄剤だけでは改善しないことがあります。
また、複数種類の洗浄剤を混ぜるのは危険です。
大雨直前に自己判断で強い薬剤を大量に使うより、流れが悪い原因を確認することを優先してください。
こんな症状がある場合は早めに確認を
大雨の前に、次のような症状がある場合は注意してください。
- 複数の排水口でゴボゴボ音がする
- 水が以前より流れにくい
- 排水口から悪臭が上がる
- 排水口の水位が上がる
- 排水ます周辺に水がたまっている
- 過去に大雨で逆流したことがある
- 掃除しても流れが改善しない
特に、複数箇所で症状がある場合は、排水口単体ではなく排水管全体の流れを確認した方がよいケースがあります。
大雨が来る前に「少しおかしい」を放置しない
大雨対策というと、どうしても外まわりに目が行きます。
ですが、水まわりでは、
「少し流れが悪い」
「最近音がする」
「なんとなく臭う」
という小さな変化も大切です。
普段は何とか流れていても、負荷がかかったタイミングで一気に症状が出ることがあります。
ライフラインでは、排水口・排水管のつまり、逆流、水漏れなどの水道トラブルに対応しています。
「まだ流れているけれど、大雨の前に一度見てほしい」という段階でも相談できます。
この記事の要点
- 大雨の前は、排水口の流れ・ゴボゴボ音・臭いなど普段との違いを確認しましょう。
- キッチン・洗面・浴室・洗濯場など、目に見える排水口のゴミは事前に取り除いておくと安心です。
- 屋外の排水ます周辺も、無理のない範囲で落ち葉やゴミがないか確認します。
- 排水口から水が上がった場合は、追加で大量の水を流さないようにしてください。
- 掃除しても改善しない、複数箇所で症状がある場合は、大雨で悪化する前に排水管側の点検を検討するのがおすすめです。
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